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プラタナスの木の物語 それは、一枚の『お知らせ』の張り紙から、始まりました。
 

神戸市岡本にあるプラタナスの木。。。
人々はどこへ行くにもプラタナスの木がはえている道を 避けて通ることはできませんでした。


そんなプラタナスの木は

側を走る電車を・・・
踏み切りで待つ車を・・・
人々の往来を・・・
立ち話をするお母さんたちを・・・
幼稚園のこども達をずうっと見守ってくれていたのです。


南さんは常日頃から、自然環境の大切さ、森や木と共存する人間について考え、神戸森の学校、保久良登山会、六甲楽学会、養護老人福祉施設訪問等、ボランティアに明け暮れる忙しい毎日を過ごしています。
ある4月、南さんはいつものように木の前を通りかかりました。
すると、張り紙が目に飛び込んできたのです。

 
現地写真
 
         
 
貼り紙
この木は生きているじゃないか!
 
         
  切らないでほしい  

すぐに、家に帰った南さんは『切らないでほしい』というチラシを作り、岡本町から田中町にチラシを貼って回りました。
次に町内・神社・保久良山と、署名活動を行いました。活動の趣旨を理解して賛同してくださった方は、なんと1000人に上りました。

 

この事実を踏まえて神戸市建設局に何度か足を運び善処をお願いしたのですが、 神戸市建設局は、岡本山手自治会とともに調査、協議を行った結果、内部の腐朽・空洞は約50%以上で、 地際部の腐朽も一部が地下深く侵入しているため、強風・車輌等の接触による折損の危険性が極めて大で あり、正立条件、生育状況、及び安全性から植替えが望ましいという判定を覆すことは困難なもので、

「11月の落葉後に切らせてもらいます。」

の一点張りだったのです。

 
         
 

くじけそうになっていたある日、南さんは自分が貼ったチラシとふと見ました。

すると、そこには。。。


「85年間、安全を見守ってくれたこの木が人身事故をなくしてくれている。」

 

という手書きのメッセージが添えられていたのです。

このメッセージに励まされた南さんは、再び神戸市建設局に足を運び、市長や兵庫県会議長に手紙を書き、訴え続けたのです。

 
85年間、安全を見守ってくれたこの木が人身事故をなくしてくれている...
 
         
 
手紙
 

そして6月 市の担当者から手紙が届きました。

‘プラタナスの木を伐採しない‘

という内容の・・・

南さんは 生還のお礼のチラシを作って、住民にもお礼を伝えたのでした。

プラタナスの木は、人の命を守る為の木で、その役割を果たしてきています。


85年間も・・・

 

そう、そこにプラタナスの木があるから、車は減速し、徐行しなければならなくなるのです。
近くには、幼稚園もあり、踏み切りもあります。
徐行しなければ、必ず事故が起きていたはず。。。

 
         
  鳥と木 ありがとう!プラタナスの木よ!  
 
葉
 

 

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