サイト内検索 

清水正勝の「家づくり入門」 清水正勝建築研究室

第3回 『スペースについて(1)』

「リビング」

家において家族が集まる場所をリビングと呼ぶことが多いようです。
もともと日本にはリビングというが概念はなかったが、戦後の住宅政策として始まった公団住宅の2DKという間取りが生まれ、それが拡張されるよな形でLDKという間取りが生まれました。今ではリビングとダイニングのセットで言われることが多いようです。
テレビの置場となっているリビングですが、薪ストーブを設置したり、ホームシアターが鑑賞できるようにスピーカーの配置を考えたり、遮音・防音を考えたりとすることでリビングが他の機能スペースとして生きることがあります。
他にパーティースペースとしてしつらえたり、外部テラスと一体感のあるスペースとしたり、土間を設けることで他とは違った雰囲気のスペースとなります。
もっと積極的に考えることで面白いスペースとなります。

「キッチン」

女性の聖域として男性はなかなか意見が言えない場所と思われていますが、家族の集まる場所として考えた場合、違ったスペースとなり得ます。
食を中心と考えた場合、キッチンとダイニングテーブルを一体として部屋の真ん中に設置すると、家族が集まりコミュニケーションの場として他の人の参加も促すこととなる。
オープンキッチンの形体をより進めた形となるかもしれません。
家事機能の中心として考えた場合、洗濯器やアイロンかけ等もキッチンに集約することで作業動線の短縮となり、家事負担の軽減が出来ます。
そこに居る時間が一番長いためより快適に過ごせるように、その家で一番いいスペースにキッチンをもってくることも考えられます。海が見えるキッチン、明るいキッチンなどは、場合によっては生き生きと出来る場所かもしれません。

「バスルーム」

この部屋の計画は、もしかするとキッチンよりもホットかもしれません。
日本人は昔から入浴が好きであり、からだをきれいにするだけなくリラックスしてリフレッシュしたいと思っているようです。
現在、ユニットバスの普及が進んでいます。機能性やデザイン性の向上によりバリエーションも増え、期待に答えているものが多いからだと言えます。
ユニットバスのマイナス点といえば、大きさが決まっていることや窓を自由に取れないなどがあります。
例えばガラス張りのバスルームとすることで家の中心にもってきてはどうだろうか。
また露天風呂のようなアウトドアバスや半身浴が出来るバスルームなど、ユニットバスでは満たすことが出来ない世界も体験してはいかがでしょうか。

 

次回も他のスペースについて説明いたします。

名建築紹介(4)

毎回コラムの最後に、「名建築」をご紹介しています。

第4回目「ファンズワース邸 設計:ミース・ファン・デル・ローエ

ミース・ファン・デル・ローエがアメリカでつくった生涯で最後の住宅。

柱を外部に持ち出し、無柱の自由な平面で出来ていて、カーテンウォールのビルの原型ともいえる住宅である。

建築についてのご相談は「清水正勝建築研究所」まで、お気軽に。

清水正勝建築研究室では、注文住宅建築に役立つ冊子「家づくり入門」をプレゼントしています。詳しくはこちらのページから!
※当コラムに関するご感想や、ご質問等を「ええねんタウン運営局」まで、お気軽にお寄せ下さい。

▲ ページトップへ
ホーム運営「web creation Rumi-ne」